35歳くらいから唇のたてジワやガサガサかかとといった各パーツの潤い不足が気になるようになってきた私。
それまではちょっとクリームをつけておけば大丈夫だったのに、もうね、クリームだけじゃ潤いが保てない・・・
そんな悩みを解決してくれたのが白色ワセリンです!!
もうかかとケアにいたってはマストアイテムになってます(*´▽`*)
白色ワセリンは赤ちゃんから大人まで使えてコスパよし!な優良アイテムなので、今日はワセリンの基礎から日々の肌ケアに取り入れる使い方をご紹介します。
目次
白色ワセリンの基礎知識
白色ワセリンは石油から精製してできた不純物の少ない油脂性の軟膏基剤です。軟膏を作る際に薬の基剤として使用したり、皮膚の保護剤として使われています。
ワセリンは簡単にいうと石油からできた純度の高い固形の油。
石油も天然資源。成分が安定していて酸化もしにくいから皮膚科でも長年使われています!
これだけでは薬効もないんですが、肌に塗ると皮膚の乾燥を防いでくれて、肌に油膜ができることで外からの刺激から肌を守ってくれるんです。
純度に違いによって黄色ワセリン、白色ワセリンに分けられて、医療用ではほとんどの場合白色ワセリンを使用されています。
白色ワセリンをさらに精製して純度の高くした商品にプロペトとサンホワイトがあります。(プロペトとサンホワイトは商品名で一般名は白色ワセリンとなります。)眼の近くに使用するときはより純度高いものを使用することが多いんですよ。
- 白色ワセリン:医療用医薬品、第3類医薬品(市販薬)としても販売可。
- プロペト:白色ワセリンをもっと精製して純度をあげたもの。医療用医薬品。
- サンホワイト:一番純度の高いワセリン。保険適用外。
得に皮膚トラブル等なくて保護剤として使うのであれが白色ワセリンで十分です。
理由は安価で手に入りやすいから(笑)どこのドラックストアでも売ってます。
目の近くに使いたい、という方はプロペト以上だと安心かな。ただ、プロペトは医療用医薬品なのでドラクストアでは売っていないんですが、同じ成分の商品がプロペトホームという名前であります。プロペトホームもサンホワイトもドラックストアではあまり見かけないので調剤薬局かネットで買うといいですよー。
白色ワセリンを使うときに押さえておきたいポイント
ワセリンを使用する際に押さえておきたいポイントは、ワセリンは肌表面にとどまるのでワセリンそのものには保湿効果はないということ。
ワセリンに薬効はないですし、保湿剤も入ってません。肌に油の膜を張ることで肌の内側の水分が蒸発することを防いでくれるだけです。
なので乾燥がひどい時にこれだけ使っても潤わないので、肌に浸透するような化粧水や美容液を一緒に使うと効果的です。
白色ワセリンでおすすめパーツケア
唇のたてジワケア
唇のたてジワの原因は乾燥です!唇は皮膚がうすく、皮脂腺がありません。そのため肌の水分が出て行きやすく、顔のなかでの特に乾燥しやすい箇所になります。
私は日中は市販のリップクリームを使っているんですが、夜は白色ワセリン一択です。日中は紫外線対策(←これも大事!)ができるものがいいのと、指でつけるタイプは職場で使うにはちょっと使いずらいのでスティックタイプのリップクリームを使っています。
ただ、夜は保存料や香料が入っていないものがいいので白色ワセリンを使用しています。スティックタイプより量が調整できるのでしっかり塗ってリップパックができるのも嬉しいところ。乾燥がひどくてたてジワが目立つときにはメイクを落とした後リップパックをするとプルンとした唇に戻れます♡
- メイクを落としたお風呂上りが一番おすすめのタイミング。身体も温まって血行が良くなっているので効果がでやすいですよ。
- 唇に手持ちの美容液をつけたあと白色ワセリンを塗ります。ワセリンだけも効果がありますが、乾燥がひどい時は水分を与えてあげた方がいいので、手持ちの美容液などを先につけます。乳液でも可です。
- ラップで蓋をして3分!保湿効果が高まります!
潤って透明感のある唇を目指して、しっかり保湿してあげましょう。
ガサガサかかとケア
夏場はとっても気になる箇所のかかと。かわいいサンダルを履いてもかかとがガサガサだとちょっと残念な感じに。私もケアをしていないときはかかとが出ないタイプのサンダルを選んじゃっていました。
でもお風呂上がりのケアをはじめて、少しの手間で目に見えてかかとがキレイになっていく!!効果が分かりやすいから自然にケアを続けられています(笑)
ケアの仕方はとっても簡単。ワセリンを足全体に塗って靴下を履くだけ。ワセリンはかなりベトベトするのでそのままでいると床やお布団についちゃうので靴下を履きましょう。
かかとの角質がたまっているときは電動リムーバーなどで角質を取り除いてあげるとよりきれいになります。
日々のケアはワセリンを塗って靴下履くだけなんですが、たまにかかともパックしてあげるとつるつるすべすべ感が増します!
白色ワセリンの番外編
セルフカラーリングの保護クリーム
40代になると白髪がチラホラ気になりだしませんか?私も前髪の生え際に多くて、目立つ箇所だし頻繁にカラーリングが必要...。
1か月に1回染めないと気になって仕方がない。
でも忙しい時は美容院に行っている暇がない!ということもあります。そんなときは自宅でセルフカラーリングをしているんですが、その際に役立つのが白色ワセリン!白髪染めは皮膚にも色が付きやすくてこめかみや首の後ろにつくとなかなかとれません。染める時に生え際に広めに塗っておくと皮膚への着色が防げます。
手持ちのクリームでも大丈夫だけど、もったいない(笑)白色ワセリンならいっぱい使っても安価だし、固めだから湿気のあるお風呂場で染めていても取れてきません。
セルフカラーリングの際は白色ワセリン、使ってみてください(*´▽`*)
日焼け後の皮膚保護
先日キャンプに出掛けた娘が日焼けして帰ってきました。日焼け止め持たせたのにー泣
日焼け後はしっかりクーリングして保湿して保護してあげることが大切なんですが、化粧水やクリームもしみて嫌がる状態でした。
そんな時に出番の白色ワセリン。ワセリンは肌に浸透しないですし、肌に刺激になるようなものは入っていないのでしみないんですよ。外からの刺激から守ってくれるのでピリピリ感が軽減します。日焼けした箇所に薄くのばして皮膚を保護してあげましょう。
優秀アイテム白色ワセリンのまとめ
今日はパーツケアに優秀な白色ワセリンをご紹介しました。
乾燥ひどいガサガサかかとのケアや唇にも使えるアイテムで、膝や肘のケアにも適しています。
白色ワセリンはドラックストアで手軽に手に入って家族みんなで使えますし、一家に1つあると何かと役立ってくれますよ。